兄は一回り上──十二才年上だった。年が離れている割に、それとも年が離れていたからなのか。優しい兄のことが、大好きだった。
 朝、寝坊してしまうと部屋まで起こしにきてくれるのは大抵兄だった。私は朝が苦手でスマホのアラーム以外に ...

透子尻尾派! 川村 即答だね だって鯛焼きによっては尻尾のとこにはクリームが少ないことがあ ...

ベットの上に居るこの部屋の新しい住人を前に、つい頬が緩む。 体育座りの膝の上に引き寄せて、 ...

 平日のバイトの帰りは通勤ラッシュにはまだ早い時間で、駅の構内も電車の中も比較的すいている ...

 川村さんの提案──水族館か、遊園地か、というのが実現したのは、梅雨真っ盛りのことだった。 ...

 彼女の部屋に盗聴器を仕掛けたのは部下だった為、自身で訪れたのはその夜が初めてだった。全戸 ...

   友達になってください宣言以降、スマホのトークアプリに彼からのメッセージが届くようにな ...