山門を入って右手に都内で三番目に古い鐘楼、前方に本堂があります。
鐘楼は毎日朝6時、昼11時半、夕方17時(夏は18時)に鐘つきが見られます。
うちはちょうど陶芸をしていたので、鐘の音がひとつ、聞こえてきました。
蝉の鳴き声にまじって響く鐘の音はなかなかに風情がありました。
元々あった鐘は平成に入ってからヒビが見つかって、今は釈迦堂に安置されています。
本堂でお参りを済ませたら、御朱印を集めている方はすぐに御朱印所に御朱印帳を預けた方がいいかもです。
というのも、私が行った時にはちょうど御朱印は40分待ちになっていました。
お蕎麦を食べたりあれこれする前に、お参りをして先に御朱印帳を預け、それから散策する方が時間的に安心できそう。
左がこの時期限定のもので、書き置きの物を買って挟むタイプ、右側が書いて頂いた物です。
深大寺では本堂とは別の釈迦堂で飛鳥時代に作られた仏像を拝観できます。
釈迦如来像、香薬師像、夢違観音像の三体と、先程の鐘楼が安置されています。
夢違観音像は悪夢を吉夢に変えてくれるそうです。
暑かったんですが水辺のお陰か、猛暑でげんなりってことにはなりませんでした。
本堂や釈迦堂のお参りを済ませたら、そのまま参道に抜けられる場所があったので一度参道へ。
深大寺に行ったらぜひとも食べて欲しいのがこれ!!
そばパンです。
一個300円なんですが、正直あまり期待してなくて、まあ話のネタになればいっかなくらいの気持ちで食べたんですけどね。
うっまっっ!
おやきみたいな感じかな?と思って食べたら、蕎麦独特の甘みが感じられるふんわりパンと、高菜のしょっぱさが絶妙でした。
この後にお蕎麦を食べる予定がなかったら、カレーのもぜひとも食べてみたかった!!
夏だし、買って帰ったらふんわりさも損なわれそうだから諦めましたが、この次行っても絶対食べたいリストナンバー1です✨
参道をふらふらと山門の方まで戻り、先程陶芸を体験したむさし野深大寺窯さんも通り過ぎた先。
不動堂と不動の滝があります。
滝?って感じですけどねw
ここまでの道すがらも水辺なので涼しいです。
いよいよお蕎麦を食べる!!
参道以前にも参道にも、深大寺周辺にはお蕎麦屋さんがいっぱい。
敢えて事前にどこがおいしいとかそういう情報を全然入れないで行ったので、ちび子に好きなお店を選んで貰ったところ。
雀のお宿
お値段的にはこんな感じでした。
基本的に参道のどこのお店も値段に大きな違いはなかったかな……
ここよりもうちょい安いお店が多いかな?🤔
ただ、店頭に二八蕎麦とか十割蕎麦とか、自家製粉などを掲げているお店もあったからお蕎麦にこだわりのある方はそういうのを選ぶ基準にしてたりするのかも。
私はそれほど違いがわかるわけでもないので、普通においしくいただきました(*´∀`*)
お蕎麦はコシがあったし、天麩羅も揚げたてサクサクだったし♪
雀のお宿というだけに、席から見える竹も涼しげでよかったです。
外に数席、ペット同伴用の席もありまして、犬を連れて来ている方もいました。
ざっと5時間ほどで満喫
食事を済ませて、むさし野深大寺釜さんにお皿を、深大寺に御朱印帳を受け取りに行った後。
参道を出て、観光案内所を通り過ぎた先。
水車小屋が見学できます。
水車の動力をどう利用しているのかも見られちゃう。
水車小屋の隣には展示コーナーのある建物もあるんですが、こちらは建物内の撮影が禁止だったのでパンフだけ。
調布の農業について、どんな道具を使っていたか、農家は一年間でどういう行事をしていたか。
作物の実りを占う太占についてやその結果など、コンパクトながらあれこれ興味深い展示でした。
……ちび子は夏休みの自由研究、これにすればよかったんじゃ?
なんて思ったことはナイショですw
これでざっと16時前くらい。
トータル5時間ほどで遊び倒しました。
陶芸などをしなくて大人だけなら2~3時間くらいで楽しめそうなので、午前中から訪れればここから移動して神代植物園などに寄るもよし、バスで吉祥寺に出られるので井の頭公園や吉祥寺でお買い物をするもよしって感じですね。
近場の割には普段とはがらりと違った雰囲気の場所を歩いたお陰で、ちょっとした旅行気分を味わえました♪
避暑がてら遊びに行くのもいいですが、次は桜の時期かだるま市の時に行きたいかなぁ。
そうそう。
お皿の焼き上げ後の完成品はこちら。
2~3日置いてから使ってください、とのことでした。
夏の良き思い出になったはず😇
私はめっちゃ楽しい一日となりました✨