【読了】恐い間取り/松原タニシ

ブログ, 読了メモ

Twitterでも結構話題にのぼってたのでご存じの方も多いと思うんですが、やっと読みました。

通勤で読んでたので、表紙と帯をはずして持ち歩いてたのでこんなお姿にw

タイトルこそ『恐い間取り』となっているし、実際間取り図も載っているんですが間取りそのものが不気味な物件はそれほど載ってないです。

メインは事故物件に住んだ時に起きた、原因不明な出来事あれこれ。
それから旅行先やバイト先、心霊スポットを訪れた時の不思議現象についてです。

すごい恐いかっていうとそこまでじゃないんですが、背筋がゾクリとするもの、なんだか気持ちがざわざわと落ち着かない心地になる話……etc
読み応えがありました。
通勤時に読んだからよかったけど、夜家でじっくり読むのは恐い💦💦💦

いくつか、ひぃぃぃ、やめてぇぇえ!ってゾクゾクした話もありまして、例えば漫画喫茶でバイトした話。
夜勤帯の漫画喫茶。その向かいのビルは廃墟のごとき空きテナント。机は倒れてるし、書類は散乱してるしかなりの有様だったようなんですね。
で、夜。そこからどうも誰かがこちらを見ているような気がする。
だから、なるべくそちらを見ないように見ないようにして作業していたそうなんですね。
ある時、新人の女の子のバイトが入って来たそうです。
夜の時間帯はひとりで入るシフトで、その女の子も仕事を覚えて夜にひとりでシフトに入ったそうなんですが、速攻辞めてしまったんですよ。
その後、彼女とばったり会った時に、どうして辞めたのか尋ねたら。
ひとりで仕事をしていたら、どうもザワザワした心地になったんだそうです。
ザワザワざわざわ……落ち着かない。
向かいの空きテナントビルは相変わらず廃墟同然。
彼女は最初は見ないようにしていたけれど、どうにも落ち着かなくて、とうとう夜の硝子窓越しにそちらを見てしまうんですよ。
そしたらなんと……
これはぜひ読んで欲しいです。ぞわっとしました。

心霊スポットを訪れた話の中では、お線香の香りがしたってくだりがあって。

以前住んでた家であったことを思い出しました。

夜、赤子を寝かしつけた後、暗い部屋の中、お布団で添い寝したままネットでなんとはなしにいろいろ調べてまして。
途中から、その昔、某歌劇団で公演中に起きた事故というか惨劇というかそういうのに行き当たって、それについて書かれていたサイトを延々たどって調べてたんですね。
もう深夜という時間。二階の寝室は窓は全部閉めきってました。
それなのに、いつの間にか部屋の中がすごくお線香の匂い……。
これはヤバイって思いました。
なにがどうヤバイのかわからないし、何かを見たワケじゃないんだけど、あ、これ駄目なやつ、って思って、部屋の電気つけて、そこでもう事故についてあれこれ調べるのを切り上げました。

……なんてことがあったのを思い出しました。

脱線しちゃったw

本は事故物件や心霊写真?も載っているし、謎のメールの画像も載ってたりかなり盛りだくさんだったので読み応えもあっておすすめです。
ホラーは苦手なんですがこれは愉しめました!


事故物件怪談 恐い間取り