【読了】家族がいなくなった日

昨日amazonで衝動買いをした時にamazonプライムの無料お試しを登録しまして。
買い物がてら無料お試しが登録できる時には登録してみたりしたこともあるんですが、動画やら電子書籍やらが充実してからは初めてのお試しで、今回はプライムのままちょっと継続してみてもいいかも、なんて思ってマス。

で、そのプライム会員なら無料で読める本が、amazonベストセラーにランクインしていまして読んでみました。

家族がいなくなった日 ある犯罪被害者家族の記録

ノンフィクションの実録漫画です。
中学生の時に親の再婚により家族になった父親。彼女が社会人になり、義理の父親とすっかり本当の家族として生活していたある日、父親は勤務先で強盗により殺害されてしまいます。
その日から、彼女がある程度立ち直り、それなりに日常生活がおくれるようになるまでのお話です。

私も結構早くに母を亡くしたので、作者さんの喪失感には結構共感できたりして、時々胸がきゅうと切なくなりました。
それとは別に、ご遺体との体面の時に複数のおまわりさんが立ち会ってくれておまわりさんが涙ぐんでたとか、被害者家族に警察から渡される冊子があって、そこにカウンセリングについての案内などが書かれいるとか、そのカウンセリングが警察で行われることもあるとか……etc
犯人がつかまった後、刑務所に収容されてからも被害者家族に多少情報が継続的にもたらされるなど、知らなかったことがたくさん書かれていて興味深かったです。

誰でもが経験できることではないし、そもそもそういうものを経験したくはないけれども。もしもそうなってしまった時のひとつのケースとして、それから警察が思った以上に親切にサポートしてくれるんだなぁなど、経験者しか知らないお話がいっぱいで読んでよかったです。

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